BLOOD+の漫画版、エースの「花やしきの住人たち」で何かと有名な桂明日香先生の「ハニカム」が面白いです。商業誌経験は少ないのですが、画力も高く、”オタクの心をよく理解してるなぁ”と感嘆してしまうシーンもちらほら。 週刊アスキーで連載されてるのですが、雑誌と妙に空気がマッチしているのも評価が高いと思いますし、例えるならファミ通のタカマルのような漫画(内容は別として)でしょうか。 しかし一つ問題があります。毎週連載ですが、掲載ページは4ページ。隔週連載のみなみけが8ページなので同じ連載ペースです。つまり、単行本は年に一度しか出ません。(自分は切り取って保存してますが) 簡潔な内容をいうなれば、叔父のコネでファミレス「ハニカム」で働くことになった主人公の御手洗勉とハニカムで働く多種多様な属性を持った美少女達との短編エピソードを描いた作品です。 先ほど述べたとおり、作者は”萌え心”をしっかり把握してるなあと感心。女性だからこそわかるよね!っていうネタもあるので、男女問わず読める漫画でしょう。中でもブッチギリな良キャラが。 メインヒロインは湧水萌(ゆうすいめぐみ)。初登場で勉の赤いスニーカーを見て、「シャアのファンなんですか!?」 オタクな女の子って言ってもこの子は凄いディープなのに、腐女子的な意味では無くそのディープ感を悪く思わせないライトな性格がたまらんのですヨ。そして、シャアを知らずに赤のスニーカーを履く勉に対し、上目遣いで
「めっ」ですよ。
ある日バイトでコンタクトを落とした萌。勉が心配して声をかけるのですが、「私オタクじゃない?メガネなんてかけたらもっとオタクっぽく見えちゃうかなって」と一言。げんしけんの大野さんみたいにぶっ飛んだ腐女子もナイスですが、女の子らしい恥じらいを持っているのもいいですよね。女性漫画家ならではのキャラが描けていると思います。そして、メガネを掛けさせられあまりの恥辱に耐え切れず一言。
「あんまり見ないで…」
たった4ページの短編連載なのに、中身は濃厚で内容がギッシリ詰まってるんですよ。起承転結がハッキリと描かれていて且つファミレスという狭い空間の中で様々なネタで飽きない漫画なんですよね。中でも第8話はブッチギリです。 バイト中に客から萌がDVDを借りるんですが、そのDVDは時をかける少女。そして、千昭みたいなのが萌えなんだろ?という勉の一言に萌が千昭は萌えじゃなく、恋だ!と発狂。仕舞いにはテニミュについて語りだし腐女子の暴走が止まらないです。 そんな萌が片思いの長距離恋愛を告白。そして蓋を開ければ相手は二次元。萌の暴走は誰にも止められません。 このような濃い属性をもったキャラが他にも数人いる漫画なのですが、今週号がVol.24つまり、24×4で96ページ。単行本化はいつなんでしょうか。 ハニカム 1 (1) (電撃コミックス) 5月27日に発売みたいです。
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